宅地建物といった不動産が 人間の日常生活や経済活動の基盤として重要なものであることは 経済学の理論を持ち出すまでもなく 一般に理解されている事柄です すなはち 人間は通常 住宅を購入したり 賃借したりして その住宅で生活を営むことになります
また 経済活動に関しても 営業や事務を行うための店舗やオフィス 生産拠点としての工場 物流のための倉庫などが必要となり 土地を購入して これから建物を建築するか 他者から賃借して これから活動を行うのが通常です このように 人間の日常活動や経済活動に密接に関係することになるものが不動産業です
特に 不動産の販売や売買・賃貸の媒介を行うことは社会全般に対して影響を与える業務であり 社会的責任のある宅地建物取引業者であらねばなりません
宅地建物業者は 不動産のプロフェッショナルとして高度な「知識と見識」を向上させるため自己研鑽に努めることが求められます